bagel-nuts’s diary

1級ファイナンシャル•プランニング技能士としての相談業務備忘録

会計ソフト「Freee」の操作方法

【①開始残高の設定】
始めに開始残高設定を行います。


設定 開始残高の設定を選択
「開始残高を編集」を選択
その他の預金の「口座の登録」を選択
事業用口座の銀行名を登録、2020年1月1日現在の残高を登録 します。

 

【覚えよう!】 それぞれ勘定科目には左右の定位置があります。たとえば現金や預金は左側です。仕訳左に現金があれば、入金。仕訳右に現金があれば、出金となります。

 

贈与税非課税の併用適用(しっかり確認・検討)

 住宅取得等資金を直系尊属(父母や祖父母)から贈与を受けた場合は、最大で1,500万円が非課税となります。贈与時期により金額が変わり、条件もございますので、しっかり確認してください。
 またこの制度は、相続時精算課税の特別控除額(2,500万円)との併用も可能となりますので、最大4,000万円の控除が可能となるわけです。ただし相続時精算課税は、いったん選択しますと取り消しできないため、これまたしっかり検討してください。

 

全方位的資産管理

個人の金融、不動産、保険、借入金等すべての資産を管理します。

原則、月に1度訪問、資産の動きを把握して貸借対照表及び損益計算書にて管理します。現在は、新型コロナウィルスの影響により、ZOOM等でのネット対応とさせて頂いております。

所有する全資産の正確な把握は有用です。

信頼関係の醸成を旨としまして、末永い御付き合いを希望致します。5件様までの関与とさせて頂きます。下記のEmailより、ご連絡ください。宜しくお願い致します。

 

月額報酬50万円(消費税、交通費等必要経費を別途申し受けます)

All Asset Management by FP1級技能士 赤井

Email:gidensho515@gmail.com

事業主貸ってなに?

 「事業主貸」は経費項目ではありません。

 法人ではなく、個人事業主が会計ソフトで預金の支出を入力するとします。事業と関係のある5,000円の支出であれば、材料費や光熱費等として、(左側)材料費5,000/(右側)預金5,000として入力します。この材料費等5,000円が経費として計上されます。

 事業者は、事業の損益を出す必要があるため、事業以外の支出を「事業主貸」として経費計上から外すのです。こうした事業主貸の合計額は、生活費等の事業外での支払額となります。

 もう少し。同様に預金利息を、「事業主借」として事業収益から外します。事業者は事業所得を把握するのであり、預金利息は、利子所得となり、所得種類が異なるためです。所得の種類により、税金も異なります。